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ボランティアを始めるために
ボランティア募集・活動団体
高齢者や障害者、子育て世帯など、地域では日常生活において支援が必要な場合に、ボランティア団体、有償団体、NPO法人など、多様な活動内容、実施主体が協働・連携して住民にサービスを提供する地域型システムをつくるためのモデル事業です。期待される効果として、地域資源の実施主体(有償・無償のサービス)の緩やかな協働システムを定着させることにより、地域住民の多様化した生活課題に対応することができることと、地域での担い手側として退職者の参画や、地域社会のまちづくりへの機会が増えることも期待しています。
最近、ネットワークに関連していろいろな分野で「プラットホーム」という言葉が使われるようになりました。「ネットワーク」はお互いが「網状の組織」のようにつながったものであるのに対し、「プラットホーム」はそのつながりを支える「基盤」「土台」「システム」を指すことが多いようです。
いま、新しい時代に即した、地域コミュニティを再生するためには、この「プラットホーム」という考え方が必要だと言われてきています。それは、地域課題、生活課題が行政やボランティア・NPOの単体だけ、あるいはそれらが連携したネットワークだけでは解決が難しい面があり、さまざまな地域資源が一体化した「プラットホーム」として解決にあたる必要があるからです。
これからの時代は、地域の問題を住民と一緒に考え解決していくことであり、日常生活を支援していくために、地域においては、実施主体・年齢層・活動分野の枠を超えた多様なボランティアの交流や連携をすすめ、その特性を活かし主体的に参画していくことが重要です。また、公的サービスでは対応できない場合、ボランティア活動と市民活動を一体的に考え「自助的活動」「小地域活動」「自治活動」などの地域活動や、ボランティア活動、有償活動、NPO活動も含めた幅広い協働が必要です。この協働を具体化するため、市町村社会福祉協議会ボランティアセンターが中心となって、ボランティア個人・ボランティアグループ・団体や住民参加型在宅福祉サービス団体、NPO法人、企業、組合等がその枠を越えそれぞれが参画することにより、地域住民が気軽に多様な生活支援サービスを利用するための仕組み「地域協働プラットホームシステム」をモデル事業として実施しています。
*(英)Platform:列車へ乗り降りするための台状の場所
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