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ユニバーサルデザインとはどんなことですか?
ユニバーサルデザインとは、ユニバーサル=普遍的な、全体の、という言葉が示しているように、「すべての人のためのデザイン」を意味し、年齢や障がいの有無などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインすることをいいます。
この言葉や考え方は、1980年代にノースカロライナ州立大学(米)のロナルド・メイス氏によって明確にされ、7つの原則が提唱されています。
ユニバーサルデザインと言う言葉は比較的新しい言葉で、1990年のADA(障がいを持つアメリカ人法:Americans with Disabilities Act)は、障がいを持つ人々に対しての権利を保障する法律です。
雇用、公共サービス(公共交通を含む)、公的建築(ホテルや小売店を含む)、テレコミュニケーション(主に電話リレーサービス)の4分野があり、罰則規定もある差別禁止法です。
この成立をきっかけに公的な製品やサービスは、すべて障がいを持つ人々も利用できなければならないという義務が生じました。
このため製品やサービスを提供する企業や業者からも、最初から多様な人々が使えるようにデザインするというユニバーサルデザインの考えを取り入れる動きが起こってきました。
また、教育や住宅、医療といったADA以前に出された法律もたくさんあり、それら全てが、アメリカのユニバーサルデザインを支えていると言えます。
7つの原則が唱えられております。
商品の開発や住宅、公共施設のデザインについて、初めからあらゆる人の利用を想定して考えることをユニバーサルデザインと言うのです。
もりおか障害者自立支援プラザ
所長 大信田 康統
( 第1章 執筆者一覧 )
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