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支えあいの地域福祉

地域の中で自分ができるボランティア活動はありますか？

あなたの隣近所に困っている人はいませんか？
あなたの住んでいる地域を知ることが、ボランティア活動につながっていきます。

あなたは、自分の隣近所にどのような世帯が住んでいるか知っていますか？近くに手助けが必要な高齢者や障がい者等の世帯はないでしょうか？
まずは身近なところに目を向けてみましょう。自分の住んでいる地域を知ることで、手助けが必要な人を把握することができ、その人の「助けて！」「困った！」に対応することがボランティア活動につながります。
滝沢村社会福祉協議会では、地域を知る手段のひとつとして「要援護者地域福祉マップ（支えあいマップ）」の作成を進めるとともに、住民同士の助け合い活動として「お助け便」を実施しています。

要援護者地域福祉マップとは？

地図上に、支援が必要と思われるひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯、障がい者など（以下、要援護者）に印をつけ、支援の必要な人が地域のどこに住んでいるかをひと目でわかるようにしたものです。このマップがあれば、災害時などいざという時に、安否確認の資料として活用することができます。
さらに、要援護者と日頃から関わりのある人や支援してくれそうな人を線で結んで表します。線の少ない人は、地域の中で孤立している状況にあることがわかり、見守り体制の強化等、今後の課題が見えてきます。

お助け便とは？

草取りや雪かき、外出介助など、「支援の必要な人（利用会員）」に対し「協力してくれる人（協力会員）」を地域の中から探し出して、援助を行うという住民参加による有償の生活支援サービスです。協力会員は、利用会員が日常の近所づきあいの中から「この人にお願いしたい」という人を選び、社会福祉協議会のコーディネーターが調整を図ります。
地域の中にあなたの助けを必要としている人がいるはずです。地域に目を向け、相互に支えあえる「お互いさまのまちづくり」を一緒に進めていきませんか？

滝沢村社会福祉協議会
主事　平藤　花代

（ 第1章　執筆者一覧 ）

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