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ボランティアを始めるために
ボランティア募集・活動団体
障がい者が参加できるボランティア活動はありますか。
もちろんです。ボランティア活動は特定の人がするものではなく、どんな人でもできる活動です。
私たちの住んでいるところは、いろんな人が生活をしています。ボランティア活動は、お年寄りも障がい者も子供もみんな一緒に、地域の中で元気に、楽しく、幸せに暮らしていくために、自分たちがそれぞれできることで、いつでも、どこでも、誰でも、楽しく参加できる活動です。
人はだれでも、やさしいおもいやりの心をもっています。それを、まわりの人にわけてあげることの実践です。
収集活動=アルミ缶(プルタブ)、書き損じハガキ、中古衣料等。募金・寄付金活動=赤い羽根、青い羽根、IBC通うりゃんせ募金、24時間テレビチャリティキャンペーン。地震などの災害時・自然や環境を守る活動。リサイクル関係・お年寄りと一緒に出来る活動。お花見、運動会、文化祭、敬老会、クリスマス会等、話し相手・障がい者(児)にかかわる活動。手話、アイマスク体験、車いす介助(聴覚、視覚、精神、知的、身体)・児童の見守り隊等、以上以外にもたくさんあると思います、自分に合せてやって見てはいかがですか、仲間が増えると楽しみも増えることでしょう。
私は人生の途中で事故に遭い脊髄を損傷し車いす生活を余儀なくされた一人の車いす障がい者です。時々街に出かけては車いすの移動について不便さを感じていました。車いすと言うのは楽なようで実は大変な車でもある。しかし、車いすに乗っている仲間たちに会う機会があり感じたこと、車いすの型が違うこととスマートである、自由自在に動くことは素晴らしいと思いました。ある時友人に誘われてIBC通うりゃんせ募金のボランティア活動に参加し子供から大人まで大勢の方々に支えられ活動を行なっている。また募金をしてくれる人、呼びかけるボランティアの方々に感動いたしました。
24時間テレビには3回ほど参加させていただきました。自分のためのボランティアを行なっている、小学校生の総合学習の中で車いす使用者の接し方と介護について5年間ほど講師をしています。内容は、同じ車いすに乗っていても、その人それぞれに障がいの程度が違うので、いつも同じ介助方法では良いとは限りません。介助する前に介助する人と、される人がお互いの目線でどのような方法で行えばよいのかよく聞いて、あわてず、頼まれたことを安全に自分に出来る範囲内で行いましょう。
車いすを使ってひろげ方、たたみ方、車いすに乗せて介助の方法、急なスロープ、段差、階段等動作が変わるときは声をかけて安心させることなど講義しています。車いすスポーツ、ツインバスケット、テニス、卓球、バトミントン、グラウンドゴルフ、車いすダンス等で楽しみながらボランティアを行うことも良いと思います。
特定非営利活動法人 ムーブメントもりおか
理事長 藤原 利三
( 第1章 執筆者一覧 )
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