勤労者のボランティア活動
活動は本業中にやってはダメ?
「ボランティアの条件」はもっと柔軟でいい!
あなたは、ボランティアを極端に狭く考えていませんか?
ボランティアといっても、要は、自分にできることで人や地域のために尽くせばよいことです。ボランティアの条件をもっと柔軟にとらえてみれば、それだけ活動の可能性が広がります。
- 個人と会社の相乗りボランティアはどう?〜個人と会社のボランティアでいい
- 「個人活動」に執着しないで会社と「ボランティア・シュアリング」で行こう。
- 本業の中でできないか? 〜「モチは餅屋」の腕を求めてやってくる
- そこに「力」がある。それを使え! 相手はそれを求めている。
- 人にやらせるのではダメ? 〜人を引っ張り出すのもボランティア
- その人もそのうちやる気がでる。
- 人に指示されたのではダメ? 〜やりたいことより見込まれたことを
- 自発性は活動条件でなく、活動の結果、最初は誰かに引っ張られて参加するもの。
- 「優しい心」がないとダメ? 〜優しさは活動の結果
- 優しさは活動の中から育ってくるもの。
- これといった特技がないとダメ? 〜あなたの特技は周りが見つけてくれる。
- 特技が無くても「居るだけ」でもいい。
- 病弱ではダメ? 〜「弱ったからこそボランティア」だ!
- 当事者だからこそ、弱者の尊厳を大切にできる。
- 頭を使うのではダメ? 〜今の時代はむしろ心の活動が大切
- 物理的な活動に目を奪われると、本当に相手が求めているものが見えなくなる。
- 後方支援ではダメ? 〜籠に乗る人担ぐ人、いろいろな役割が必要
- 最前線の人ばかりを評価する風潮が、視野の広がりを妨げている。
- それで利益を得てはいけない? 〜ビジネスとボランティアは「あざなえる縄のごとく」
- 「儲けたい」「ボランティアで」2つのきもちが交互・・それでいい
- 身内が相手ではダメ? 〜身内の営みを「ひらけ」
- 子育て中の親同士が一緒に子どもに優しい地域づくりに取り組めば。
- 自分から出発してみては? 〜自分への取り組みの「おすそ分け」を
- 悩み事相談しているうちに同じ立場の別の人に輪を広げて!
北上市社会福祉協議会
主任 橋 勝幸
( 第1章 執筆者一覧 )
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