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協働型プラットフォーム

少子高齢化や核家族化の進展による社会構造の変革やストレスの多い世相を反映し児童虐待やひきこもりの問題、近隣との関係の希薄化などの問題が生じてきています。
本町においても、少子高齢社会の到来など同様の社会問題が進行しており、特に伝統的な「結い」の心による地域における共助の崩壊が危惧される状況となっています。
こうした状況の中で、平成１９年度「地域型プラットフォーム協働システム」構築のモデル事業に取り組み、全ての町民が住み慣れた地域で安心して自立した生活を送っていける社会の現実が必要です。
このため、二戸市社協浄法寺支所では、町民が地域に根ざした相互扶助の福祉コミュニティの形成を図ることはもとより、単体で活動してきた個人、ボランティア団体、NPO、企業等が協働し生活を支えるサポートシステム「ぬくもりネット浄法寺」を構築いたしました。
これまで、１２団体、年４回のワークショップを開催し、浄法寺町ボランティアセンターが中心となって、住民への啓発のためパンフレットを作成し、支援を要する方と支援を提供する団体等、あらゆる社会資源との橋渡しができるよう取り組み、生き生きサロンのボランティア派遣等活動を始めております。

二戸市社会福祉協議会　浄法寺支所
岩舘　純悦

（ 第2章　執筆者一覧 ）

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