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盲導犬に関わるボランティア

一頭の盲導犬を支えるために、その誕生から盲導犬の仕事を成し終えた老後の生活まで、数多くのボランティアの方々に参加、協力をいただいています。たくさんの人の愛情が、人間社会のルールを覚え、視覚に障害がある方と一緒に生活するための栄養素になります。人間の良きパートナーになるには、ボランティアの方々の愛情が欠かせません。
それでは、具体的に次のようなボランティアがあります。

＜繁殖犬飼育ボランティア＞

盲導犬としての素質を持った繁殖犬を、一般の家庭で預かっていただくボランティアです。

＜パピーウォーカー＞

子犬(パピー)を生後2ヶ月から約1年間預かっていただくボランティアです。

＜リタイヤ犬飼育ボランティア＞

盲導犬を引退後、一般のペットとして余生を送るために家族の一員に迎えていただくボランティアです。

＜キャリアチェンジ犬飼育ボランティア＞

訓練途中で、盲導犬には向かないと判断された犬は、家庭犬として譲渡されます。なかには、介助犬やセラピードックや盲導犬PR犬として活躍する等の道を歩む犬もいます。

＜作業ボランティア＞

盲導犬協会を支えていただくために、犬舎の清掃・犬の世話、見学会の準備、イベントのお手伝い、犬の服等の縫製をしていただくボランティアです。

また、「ラブラドール募金箱」があり、盲導犬育成のための大切な財源となります。その募金箱に入れていただく気持ちも一つのボランティアの心です。
このように、盲導犬に関わるボランティアは多数あります。是非ともボランティアとして協力してみてはいかがでしょうか。

［資料提供：「財団法人 日本盲導犬協会」ホームページより］
詳しくは、財団法人 日本盲導犬協会ホームページ （http://www.moudouken.net/）をご覧になってみてください。

岩手県社会福祉協議会ボランティア・市民活動センター
主事　千葉　武治

（ 第2章　執筆者一覧 ）

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