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音楽療法

「音楽療法」というと「何をするのだろう」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、簡単に言いますと、対象者が身体的・心理的・社会的によりよい状態になるよう音楽活動を用いていこう、というものです。普段の生活の中で「ストレス発散のため歌を歌う」とか「好きなCDを聴いて気持ちを落ち着ける」といった音楽の活用をしている方も多いと思いますが、セラピストが対象者に音楽療法を行うときは、どう工夫すればその人に効果的な活動になるか等を考えながら、様々な配慮をして行います。

ここで、音楽療法を志す県内の若手セラピストで結成した「音楽療法サークルMINT」というサークルを紹介したいと思います。このサークルは、様々な立場の方々のQOL（Quality　of　Life）の向上を目指して定期的に音楽療法の実践を行いながら、音楽療法士としても成長していこうというものです。ちなみにMINTは「Music　in　Therapy」に由来しています。

MINTでは、月に1度、日曜日の午前中に公的な場所の音楽室などをお借りして、福祉作業所や施設に通所・入所している方や普段はお仕事をなさっているハンディキャップを持った方々と一緒に音楽を用いた活動を楽しんでいます。どんなことをしているかと言いますと、たとえば季節の歌や歌謡曲などをみんなで歌ったり、打楽器やハンドベル、トーンチャイムといったちょっと珍しい楽器をみんなで演奏したり、いろいろな音楽ゲームをしたり、モーニング娘。を踊ったり…といったようなことです。そしてその場に生まれる充実感、達成感、緊張感、連帯感、おもしろさ等々を共に感じ合っています。

他にも、年に1度、音楽療法中心に組まれたプログラムによる1泊2日の音楽療法キャンプや、声をかけていただいた施設等への訪問セッション、イベントでの音楽を用いたステージの担当等をしています。

MINTの活動に興味を持たれた方、「MINTメンバー」と一緒に音楽活動を楽しんでみませんか。また、音楽療法に興味をもたれた方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

音楽療法サークルMINT
代表　吉田　まき子

お問い合わせ
音楽療法サークルMINT事務局　019-653-0240（吉田）

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