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ボランティアを始めるために
ボランティア募集・活動団体
聴覚に障がいがあると言っても“聞こえない”から“聞こえる”の間には、様々な聞こえの種類があります。生まれながらに、聴覚障がいのある人、人生の半ばで、病気、事故、薬害、を原因として、また、加齢によって、足や目が弱るように、耳がとおくなってゆく人もいます。要約筆記とは、そのように色々な原因によって、聴覚に障がいを持ち、コミュニケーションに不便を感じ、社会参加も思うようにできない方々の手助けをするためにあります。
要約筆記は、主に中途失聴・難聴者の方々の必要にせまられて要約筆記者が養成されました。私共も岩手県中途失聴・難聴者協会主催の要約筆記通訳奉仕員養成講習会を受講して、要約筆記者になりました。年に一度、講習会が開かれ、厚生労働省によるカリキュラムに沿った講習内容で受講後、県に要約筆記者として登録し、各地域のサークルで活動しています。
主な活動は、中途失聴・難聴者協会の行事の要請、行政のイベント(講習会や障がい者スポーツ大会など)、会議などに、派遣されます。そのような時は、OHPを使って会場全体に見えるようにします。個人派遣の要請にも応じます。役所や病院、PTAの集まりなど必要があれば、窓口である、岩手県立視聴覚障がい者情報センターの方へ2週間前までにお申し込みください。
また、平成14年度よりパソコン要約筆記も発足しました。こちらの方も大いにご利用いただきたいです。
現在要約筆記サークルは、盛岡市、宮古市、奥州市(水沢区)、大船渡市、二戸市にあります。パソコン要約筆記は、盛岡市にあります。
ご利用なさりたい方は、岩手県立視聴覚障がい者情報センターまでお問合せください。また、要約筆記をしてみたい方もどうぞお問合せください。お待ちしています。
要約筆記通訳「いわて」連絡協議会
会長 伊藤 真希子 FAX:019-663-5340
NPO法人 岩手県中途失聴・難聴者協会
理事長 樋下 光夫 FAX:019-662-3596
( 第2章 執筆者一覧 )
岩手県社会福祉協議会
地域福祉企画部 ボランティア・市民活動センター
〒020-0831
岩手県盛岡市三本柳8地割1番3 (ふれあいランド岩手内)
電話 019-637-4483 FAX 019-637-7592 Eメール お問い合せ