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ボランティアを始めるために
ボランティア募集・活動団体
共同募金運動を実施する際、ボランティアとして協力いただく方々には、次のようなことをお願いしています。あなたが様々な募金活動に参加するときの参考にしてみてください。
戸別募金の場合を例にとると、各世帯を機械的に訪問するいうことになりがちですが、ボランティアは、共同募金がどのような募金なのかなど、相手の疑問に答えられる程度の知識をもつことが大事です。
募金は自主的な行為です。募金をしてくださる方々に、募金の目安額はあくまでも「判断の基準の1つ」にすぎないことを理解してもらうことが必要です。
様々な募金活動の中の1つに街頭募金があります。実施場所やボランティアが立つ位置を考えてみましょう。通行者の行く手を妨げるのは、圧迫感を与えることになります。気持ちよく募金してもらうためには、「離れすぎず、近づきすぎず」の適度な距離が必要です。呼びかけは、語りかけるような言い回しがよいでしょう。
でも、不機嫌そうな表情で呼びかけたら、募金をしようと思っている人たちは募金しづらいものなのです。大事なのは、「たすけあいの心を喚起すること」なのですから、柔和な表情で、明るく!元気よく!簡単なようで難しく、そしてとても大切なことなのです。
共同募金はどのように役立てられているのですか? これは寄付者からよく寄せられる質問です。募金活動の際、募金の使途を詳しく説明することはあまりないでしょう。でも、ボランティア自身がもっている「○○を支援するための募金」という目的・気持ちを寄付者に伝え、共感してもらうことが大切です。目的がはっきりしている募金ほど集まるものなのです。
募金をする行為も、ひとつのボランティアといえます。自分の判断で、共鳴できるものに募金してみてください。
活動で集まった募金はしっかりと管理します。あたりまえのことなのですが、他のお金と混ぜたり、他の目的のために借用したりすると、誤解を招くことになりますのでやめましょう。
あなたも募金ボランティアに参加してみませんか。あなたの活動に共感し、応援してくれる人が必ずいます。募金をしてくださった方々への「ありがとう」という感謝の気持ちは、寄付者だけでなく、募金ボランティアの心も暖めてくれるものなのです。
社会福祉法人 岩手県共同募金会
( 第2章 執筆者一覧 )
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